スピーチから考えるアフリカ系アメリカ人公民権運動
皆さんはアフリカ系アメリカ人公民権運動というものをご存知ですか?
1950年代から1960年代にかけて、アメリカの黒人が、公民権の適用と人種差別の解消を求めて行った運動である。
この運動の活動家として有名なのが
Martin Luther King Jr.(キング牧師)とMalcolm X(マルコムX)です。
キング牧師の演説と言えば、人種差別の撤廃のために行ったワシントン大行進とリンカーン記念堂の前で行った演説が有名です。
あの“I Have a Dream”(私には夢がある)です。
Malcolm X(マルコムX)と言えば、非暴力で融和的なキング牧師に対して、攻撃的な黒人解放指導者として有名です。必ずしも単純に対比できる存在ではありませんが、マルコムXも過激な部分はあったとしても、黒人の権利主張のために大きな影響力を持っていました。
マルコムXの有名な演説と言えば、
The Ballot or the Bullet(ザ・バロット・オア・ザ・ブレット、「投票か弾丸か」が有名です。
2人の演説を見ても分かる通り、
“I Have a Dream”(私には夢がある)に対し
The Ballot or the Bullet(ザ・バロット・オア・ザ・ブレット、「投票か弾丸か」
同じ公民権運動をしていたとは思えないです。
マルコムXはニューヨークのハーレムのメッカで暗殺された。
キング牧師はアメリカテネシー州メンフィスで、白人男性によって暗殺されました。
キング牧師の死後
アフリカ系アメリカ人による暴動がおこったが、彼の葬儀が行われるとその怒りは悲しみに変わり、多くの人が葬儀に参列した。暗殺現場となったモーテルは国立公民権博物館となっている。
私がキング牧師とマルコムxを知ったのは中学生の時です。
英語の授業でキング牧師のI Have a Dreamを聴いたときは特に何も感じませんでした。
大人になり、ふとキング牧師のことを調べました。
アメリカの人種差別撤廃に命を捧げた人ということを知りました。
私自身も何か目標を立て、その目標に向かって全力で取り組まなければならないと改めて考えさせられました。
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